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函大ニュース
冬期集中講義(CCH主催)参加報告
キャンパス?コンソーシアム函館(以下、CCH)主催の『冬期集中講義』が、シエスタハコダテ内Gスクエア会場において、2018年2月7日、9日、21日、22日と4日間に渡り行われました。今回は『シエスタハコダテの集客アップ』をテーマに函館大学、函館短期大学、未来大学から計24名の学生が参加しました。
CCH主催の集中講義とは?
CCHは、函館市内8つの高等教育機関が「キャンパス都市?函館」の確立に向け連携した活動を行うための機関です。今回、この機関が主催し、単位互換制度を利用できる集中講義を開講しました。学生の在籍校以外の講義を受講できるとあって、好奇心溢れる学生からは人気があります。
今回の講義は、
「シエスタハコダテにより多くのお客様を集客するためにはどうすれば良いか?」
をテーマに、各チーム様々なアイディアを持ち寄り活発に意見交換を行い、またグループワークでは、フィールドワークが必須条件になっており、アンケート調査や利用者インタビューなどを行っていました。
それらの調査結果をもとに最終日には、全5チームが10分間のプレゼンテーションを行い、地域で活躍されている以下5名の方に審査していただきました。
審査員:株式会社 NAアーバンディベロップメント 代表取締役 布村隆二 様
函館市経済部 中心市街地担当課長 中村 謙三 様
函館大学 専任講師 角田 美知江 様
函館短期大学学長 猪上徳雄 様
渡島総合振興局 地域創生部地域政策課 主査 小野寺輝彦 様
Gスクエア センター長 仙石 智義 様
発表の中には???シエスタハコダテに来るまでにかかった公共交通機関の料金をキャッシュバックするなどの案もあり枠にとらわれない斬新な提案がいくつかありました。
4日間という短期間の講義に参加した学生たちは、「内容の濃いプレゼンテーションが多数あり非常にためになった。」「普段からよく利用するシエスタハコダテが、自分たちのアイディアで活性化していくことを思うとわくわくする。その一方で地域活性化の難しさも感じた。」と大変有意義な学びになったようでした。
一言コメント
異なる大学の学生がグループを組んで問題解決方法を考えるというのは普段の講義とは違う困難もあったと思うのですが、函館大学以外から参加した学生達は、新鮮な内容であったという感想をいただいています。 また、さらにもっと時間をかけて問題解決に取り組みたかったという意見も多くの学生達がレポートに書いていました。 次年度は、今年以上に、より関心を持って学んでもらえるような講義にしたいと考えています。
このようなCCH主催の集中講義は、加盟校の学生であればどなたでも参加することができますので、是非興味のある学生は、在籍校の学務課などに相談してみてください。講義を履修すると単位も取得することができます。