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函大ニュース

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2022年05月14日

農作業(ブドウの木の植樹)ボランティアに参加しました

2022年5月7日(土)にボランティア活動の一環として本学学生14名が地元の農業法人である「おおぞら農園」さんを訪れました。おおぞら農園さんは新しくワイン農園を立ち上げたばかりであり、今回はその新事業の一環でブドウの木の植樹をお手伝いしました。朝9時からお昼までの約3時間、掘って植えての慣れない重労働を経験した学生たちですが、労働の達成感以上に得られるものが多かったようです。
おおぞら農園代表の大日向社長は、函館の新たな特産品として「ワイン」に目をつけて、いままで3年間かけてワイン造りの修行を行ってきました。「函館で生きていくために」?「函館の発展?活性化のために」と農業法人を立ち上げ起業した精神に触れ、多くの刺激を得られたことは間違いありません。函館市出身学生の中者 俊介君(3年次)は「函館で仕事をすることを考えたとき、どの企業に就職するかということしか考えていなかった。大日向さんのように、自ら法人を立ち上げて新しい産業を興す姿勢には感動を覚えた。これから就職活動を本格的に行うが、自分の視野が拡がった感覚がある。」と熱く語ってくれました。本学は商学部でありますが、なかなかこのような現場に立ち会う機会は多くありませんでした。それだけに、このように地域で起業された方との触れ合いは、学生にとって刺激的な体験となりました。
今回、植樹したブドウの木は、収穫可能になるまで3年、ワインの生産にはさらにもう1年を要するということで、在学中には完成した商品をいただくことはかないませんが、4年後に「自分が植樹したワイン」を嗜むことが待ちきれないほどの楽しみとなりました。